【2011.4.1.時点での考察 by 栗原優】


『風評と事実、差別と対策の違い』

風評被害(ふうひょうひがい)とは、災害、事故及び不適切又は虚偽の報道などの結果、生産物の品質やサービスの低下を懸念して消費が減退し、本来は直接関係のないほかの業者・従事者までが損害を受けること。
→「不適切・虚偽の報道」ここがポイントです。

●風評=「間違った情報」を信じない。
○事実=「正しい情報」を探す・調べる・訊く・知り、認識する。
○対策・行動=正しい知識・認識から対策を講じ、それに沿って行動する。
●→そうすれば、「差別」は生まれない。

差別の例
×「二次被曝」→嘘である。人から人へ被曝は感染しない。
×「もう福島いけない」→土壌の汚染は元に戻せる。福島の人々を差別するのは明らかにおかしい。心配するならわかる。 故郷から離れたくない気持ちを充分分かった上で、出来る限りの原発周辺区域の方は、今、避難をしてほしい。避難してきてほしい。 そして、事態が収束した後、土壌の汚染の除去とともに、故郷を復興させていこう。日本全体で、それを長期支援していくべき。 勿論国・政府・東電は全力で復興計画を立て、実施していくべきである。

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詳しく書いていく。

例えば、今現時点で原発の周囲は確かに放射性物質で汚染されてしまい、水の汚染、そして、土壌が汚染されていることから農作物への影響も出ているし、生体濃縮により牛乳・肉への影響も実際に出ている。
また、原発内の作業で直接被曝を受けてしまった作業員の方や、原発から放出されている放射線・放射性物質により被害を受けてしまっている方がいるのは事実だ。

避難すべき地域の方は、出来るだけ速やかに避難すべきだ。
避難するべき範囲については、きっと各々の見解は異なるだろう。
もし、同じ地域の中で、自分が避難すべきと思って、隣の人がまだここは大丈夫だと判断しても、それを非難し合うことに意味はない。
判断基準や、それが出来ない状況だってある。
疑問に思ったら、きちんと話し合う・話を聞く。アドバイスはいいと思う。
その上で判断したならばお互いにそれを認めることも必要だろう。
また、例えばネット上での意見の相違など、よくあるが、ここでも批判しあったり否定しあうことに意味はない。 このような場合は直接の友人知人ではなく話し合えないことも多々あるが、冷静に意見を述べ・聞くことが大切だ。

ただ、被災地の方は特に、そして関東・東京であっても、出来るだけ、マスクをする・肌をなるべく出さない等の最低限の対策はしてほしい。
特に、幼児・子供・妊婦さん・これから親になる若い人たちには。
そして風向きを知り、その日によって対処できたらなおさらよい。

空気と同じく、飲みもの・食べ物から内部被曝は起こる。
故に今、水や牛乳・野菜などから検出される放射性物質の情報はよく聞いた方がよい。
やはり子供や若い人たちはなるべくこれらを摂取しないに越したことはない。
東電と政府・国はきちんと指標を作り、市場に出すことが出来ないレベルに達してしまった農作物などは全て買い取るべきで、被害を受けられた農家の方々や酪農に携わる方々全てに補償をするべきである。
土壌の汚染は除去できる。菜の花・ひまわりなど、放射性物質を蓄えてくれる花を植え、花に吸収してもらい、抽出した油・ガスの滓や、枯れた後の花はきちんと低レベル放射性廃棄物として管理する。
その後にはまた安全な農作物が作れる。

不買運動をする前に、本当にその作物は放射性物質の基準を超えてしまっているのか?の確認をするべき。
また、逆に、風評被害に対する、被災地の方々の憤りや悲しみを分かった上で、提案する。
「ここの野菜は安全です」と言う際に、具体的な数値を表示して、購入側を安心させると効果があるとおもう。

そして、大事なこと。
故郷であるが故に、実際に汚染されてしまった作物を「おいしいから」と食べるのは、あなたたちの体が心配なので、やめてほしい。
被害にあった方々や、その地域の作物を差別するのではなく、明らかに体が心配だから。
大事だからこそ、またその土壌で健康な野菜がとれるように、今は闇雲に取り入れてはいけない。
政府・国・東電の補償をしっかり受けてほしい。そして、新たに汚染除去された土地でおいしい野菜をつくってください。

差別は何も生まない。


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また色々記してゆきます。

2011.4.1. 栗原優

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